Jul 31, 2024

電気自動車は世界的なトレンドとなり、公正な市場は企業投資を誘致し、中東とアフリカの電動化移行は機会をもたらす

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4日、モロッコのカサブランカ海岸大通り、有名なフォーシーズンズホテルの斜め向かいにあるシックな2階建ての建物がとても魅力的だった。「Global Times」の記者は、その建物が現地のBYD店舗であることを発見した。店内にはBYDの新型電気自動車が駐車されており、見学や相談、価格の問い合わせに訪れる客で賑わっていた。ドアを開けて車内に座り、ギアやブレーキを入れ、自ら中国車を体験した。中にはここでファミリーカーを購入した3人家族もいる。

3日付日本経済新聞によると、中東やアフリカなどの当局も脱炭素政策を打ち出し始めている。南アフリカは2030年までに温室効果ガスを削減する目標を打ち出しており、貿易産業競争省も「電気自動車白書」を発表し、内燃機関車中心の生産から電気自動車を生産・消費の「デュアルプラットフォーム」に組み込む方向への転換を目指している。サウジアラビアの首都リヤドも「ビジョン2030」で新エネルギー車のシェア30%を目指すとしている。

電気自動車革命は中東、アフリカ、そしてその先へと広がっている。エチオピアン・ヘラルド紙は、2月初旬、エチオピアのアレム運輸・物流相が国内での販売は電気自動車のみを許可すると発表したと報じた。ガーナ、アルジェリア、その他の国の政府も、消費者に電気自動車の購入を促すため、輸入電気自動車の関税を引き下げたり、関税を免除したりする一連の優遇政策を発表している。

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さらに、自動車産業の基盤が弱い国内の国々も、輸入技術を導入して自国の電気自動車産業チェーンを発展させたいと考えている。北アフリカに位置するモロッコは、投資誘致、パートナーシップの構築、インセンティブの提供を通じて、電気自動車産業の発展に取り組んでいると、モロッコ・ワールド・ニュース・ネットワークが報じた。モロッコのメフズール商工相は、モロッコを自動車用バッテリー生産のための完全な産業システムを備えた世界でも数少ない国の一つに発展させ、世界で最も競争力のある電気自動車製造プラットフォームになることが目標であると述べた。

湾岸諸国も電気自動車産業の発展を支援する一連の政策を導入している。UAE 2023は「世界電気自動車市場」プロジェクトを立ち上げ、2050年までにUAEにおける電気自動車の割合を50パーセントに増やすことを目指している。

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